缶のはなし

缶の用語集

私たちの身近にある缶の特性、特徴について紹介します。

“プレス加工”や “エンボス”といった聞いた事のある用語から、“TFS” “ギャングスリッター” 等といった知らない用語まで、製缶に関する用語を紹介します。

缶の用語集

ブリキ材

缶の材料名称で錫をメッキした鋼板(鉄)のことです。表面の反射・光沢が特徴的でETなどとも呼ばれます。

サテン材

缶の材料名称で錫をメッキした鋼板(鉄)のことです。表面は粗度が荒く梨地のような質感が特徴的です。

TFS

缶の材料名称で錫無し鋼板(鉄)のことです。ティンフリースチールの略で表面の無光沢感が特徴的です。

Tin(ティン)=錫(すず)
Free(フリー)=不使用

金属印刷

ブリキなどの金属に版と転写ローラーを用いてデザインを印刷する手法です。1色、または2色ずつ着色し、乾燥炉で乾かす作業を繰り返します。

簡単な印刷であれば2色程度、多いものでは10色以上のインクを使用します。一般缶の場合、印刷後の製缶という流れがほとんどです。

エンボス

主に缶蓋の天面に施す凹凸加工のことです。デザインやロゴに合わせた加工で商品の訴求力を高めます。

カール

怪我の防止など安全面を考慮した蓋や胴天部の淵の曲げ加工のことです。

ビード

蓋の深さ位置を決める為に胴体に施す凸加工のことです。缶の強度を上げる効果もあります。

ボディメーカー

製缶機械の一種で、金型を組合わせて缶胴体の成型に使う機械のことです。

ギャングスリッター

製缶機械の一種で、ブリキ板を一定の幅に連続して切断する機械のことです。

ビードフレンジ

製缶機械の一種で、ボディメーカーで成型された缶胴体の上下を丸めたり折り曲げる機械のことです。

オートシーマー

製缶機械の一種で、成型された缶胴体と底を巻き締めて接合する機械のことです。

プレス加工

てこ・ねじ・空気圧などを利用して金型で鋼板を強圧し、所要の形状に成型する加工のことです。主に缶の蓋や底の成型時に使用します。

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