近年、環境問題が大きく取り上げられるようになり、社会的な対策・対応を真剣に考えていかなければならない時代になってきました。廃棄物の発生抑制(Reduce リデュース)、再使用(Reuse リユース)再生利用(Recycleリサイクル)という3Rについては、消費者個人や企業が今後さらに取り組むべき課題だと考えられます。
このような中、我々が製造・販売している一般缶(スチール缶)は、飲料缶とともにリサイクルにおいて世界でも高い水準を保っております。スチール缶の回収率は88.1%(平成18年調べ)となっており、回収されたスチール缶は100%再生されて鉄に戻ります。全国的な分別収集システムの確立、消費者の分別排出に対する意識の向上、鉄鋼メーカーによる受け入れ体制の整備により、今日のスチール缶リサイクル率が高水準に保たれています。缶のリサイクル率に関する消費者の認識はまだまだ浅いようですが、実は非常に環境に優しい素材なのです。
『缶から始めるエコロジー リサイクルに優れた包装容器 一般缶』を合言葉に、今後も環境問題に配慮した製品作りを続けていきたいと思います。
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